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STEP.026 築年数で見える耐震性

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中古マンションを選ぶ際、鉄筋コンクリートの本数や根本的な設計など、地震に耐えうる強度こそが重要であると考える方も多いでしょう。

日本の建築基本法における耐震基準は、これまで大規模地震の度に見直されてきましたが、1981年に設けられた新耐震設計基準(新耐震)はこれまでの基準を大幅に改正し、震度6の地震に耐えうる建築物を想定しています。それから約15年後の阪神・淡路大震災(1995)では旧耐震基準の建物がほぼ全壊したことからも、中古マンションの購入時に安全性・耐久性を見定めるならば、新耐震発行後の1~2年の工期で建設された1983年以降に建設されたマンションならば同基準を満たしているので安心といえます。現在、全国のマンション・ストック(4.2百万戸)の内、約7割(2.8百万戸)が新耐震をクリアしています。「1983年以降の建物」とは、既に建築後20年以上が経過しているため、十分な強度とは若干信じ難くもありますが、安全性を図る目安としては有効です。

勿論、新耐震以前の建物でも、安全性を十分に考慮したマンションはありますし、反対に1983年以降でも建築技術が怠っているものや短い施工期間で建てられた突貫工事の建物も存在する疑いは拭えません。

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